部長、29歳お誕生日おめでとう。「生きる」のミュージカルを、私は先週見ました。チケットを買ったときは、義理の父が腰痛で入院し、回復しかけていたので、半年後を楽しみにしていました。しかし、義父の病気は骨のがんで、苦しむ義父の姿を見ると、10月に観に行っていいものか悩みました。結局、義父は8月に亡くなり、四十九日も済み、「生きる」を見ることができました。市村さんのステージでは、小柄な市村さんと義父が重なり、ブランコのシーンで、涙が止まりませんでした。もう治らないと判断された義父は、二か月もしないうちに転院を余儀なくされて、病院をたらい回しにされたしね。義父の葬儀の時、おじいちゃん子だった息子が、「おじいちゃんの人生は、幸せだっただろうか。いろいろ大変なことを経験されてきた生涯だったけど、みんなのために働き、みんなからこんなに慕われたおじいちゃんの人生は、きっと幸せだったとぼくは思います。」というお別れの言葉に、会場のみんなが涙したことを思い出します。鹿賀の回では、前から二番目だったこともあり、出演者の表情もバッチリ見えました。近い分、全体が見渡せないから、首を右左忙しく動かした見てました。市原ダーリンといちゃついてるとこや、けんかの後、シュンとしてなかなおりに帰って来るところも、バッチリ見えたよ。こっちは最後まで、笑顔で見られた。意外と一枝も出番が多い。トヨの明るさ、一枝の新しい女性の姿、なるほど部長にはぴったりな役ですね。たらい回しのロールケーキ、美味しかったです。千秋楽まで「生きる」を頑張ってください。新しいツアーも楽しみにしています。