エントリーを受け付けておりましたMM-1グランプリEXですが、昨日で締切となり予選通過者の選考会を行いました。そして見事通過した作品をここでご紹介したいと思います!――――――――――――――――――――――――エントリーナンバー1メイスペネーム ファンキーおばさんさんタイトル「散りゆく桜も」「今日こそ桜を見に行こうよ」僕はめいに、そうメールを送った。3月からめいと花見をする約束をしてたのに、桜の開花が早まったり、スケジュールが合わなかったりで、なかなか花見に行けないまま、もう桜は散り始めている。僕たちは城山に夜桜を見に行くことにした。水灯篭で照らされた薄暗い通りを、離れないように手をつないで歩いた。ライトアップされた桜は、もう散り始めていた。そよ風に乗って散る桜吹雪は、得も言われぬほど美しい。思わず手をぎゅっと握りしめて、「ああ、きれいだね」って、二人でほほ笑んだ。桜は散ってしまうけど、また来年美しい花を咲かせるために散るんだよね。「来年は僕の故郷の枝垂れ桜を、一緒に見に行こう」って言ったら、めいの頬が桜色に染まった。――――――――――――――――――――――――エントリーナンバー2メイスペネーム 山形のだし職人さんタイトル「感謝」女「二人でお花見なんて結婚してから初めてですね?w」男「そうか…?」女「桜綺麗ですね!?w」男「普通だな…まぁこんなもんだろ…」(男 心の声)子供も全員一人立ちして妻と二人で過ごす時間がほとんどになった…仕事に追われてきたこれまでの人生、家庭の事なんて何もやってこなかった…こんな自分に今までついてきてくれた妻には本当に頭が下がる…でも、感謝の言葉一つも言ってやれてない…男ってダメだな…男「ら、来年もまた二人で花見…しようか…?」女「えっ…?あなたさえ良ければ毎年しましょうwお花見!w」男「あ、ありがとう…w」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーエントリーナンバー3メイスペネーム 部長代理さんタイトル「花より?」今日はメイとお花見に来ていた。男「おぉ〜桜が満開だな〜メイ!…って聞いてるか?」メイ「えっ?あ、ごめんごめん…どれもこれも美味しそうで!(笑)あっ、ねぇ!見て見て!あっちにも出店がいっぱい出てる〜!」男「ったく、花より団子かよ…」メイ「違うよ!桜が1番に決まってんじゃん!お花見なんだから!」男「ふぅん…あっ!たい焼き!」メイ「えっ?うそ!どこどこ?」男「ほらやっぱり!花よりたい焼きか?(笑)」メイ「騙したなぁ!たい焼きは別ですぅ!いつでも1番なんだから!」男「え?俺よりも上?」メイ「えっ?当たり前じゃん!」男「うわっ、ひどっ!」メイ「ウソだよ〜!さっきの仕返し!」そう言って抱きついてきたメイの笑顔は、桜のように満開だった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここからグランプリを決めるのはあなたです!これが良かったと思う作品のナンバーをコメントに書いてください。後日集計して、グランプリを決めたいと思います。皆様ぜひぜひご参加よろしくお願いします!!