何かと話題のこの曲本当にMay'nのシングルはカップリングと呼ぶには勿体無い名曲ばかりなのですが、この曲はその中でもゾクゾクするほど魅力的です。”遠距離恋愛”と言う今のMay'nの年頃の女性の中には実際に直面している方もいると思われる歌詞があまりにもリアルに描かれています。デジタルな音作りなんだけれど、大切な部分はピアノの弾き語りのようにしたり、大胆にリズム変化があったりして、とても惹きつけられる編曲。そして、前半は淡々と、そして徐々に感情が溢れ出て抑え切れなくなるような表情豊かなMay'nの表現が巧みで本当に鳥肌ものです。すれ違って行くふたり。でも本当はどうなんだろう。そんな微妙な女心が何とも悩ましく切なく歌われていて改めてこの音域の声の美しさにウットリしてしまいます。そして、僕がいちばんこの曲で好きなのが、ほとんどのパートでメインボーカルに控えめに重ねられているMay'nの繊細で美しいコーラスです。ラストにガツンと解放するまでは、まるで相反する気持ちを表すかのようにファルセットで寄り添いながら、ラストは地声でドラマチックに感情を爆発させている…あまりにも素晴らしいのでコーラスだけ聴きたくてボーナストラック聴いたら、without May'n でしたwマニアックかもしれませんがコーラスだけで聴いてみたい!!(^_^;)これからのライブでは、コーラスやパーカッション、サックス、トランペットなんかともセッションして欲しい、そう心から思います。